2026年03月09日
私は現在この年になってもプロとして現役でフロアに立ち、
C級というポジションを維持して試合に出続けられるこの環境を
とても幸せに感じています。
他の多くのスポーツ界を見渡しても
50代でプロのアスリートとして第一線に留まり続ける例は決して多くはありません。
しかし
社交ダンス界には私たちの世代でも現役で挑戦し続けている仲間が少なくありません。
思えば
私がプロとして活動を始めた頃のダンス界は
今とは状況が随分と違っていました。
全体的にもっと人数がありました。
競技会で競い合う人数も今の何倍ものカップルと競い合っていました。
現在も現役で続けているボールルーム戦で説明しますと
C級の試合でもエントリー数は200組以上にのぼり
1次予選だけで100組以上が敗退するという
非常に突破が難しい時代でした。
当時はその厳しさゆえに
現級キープの結果が出ないなら引退するしかないと追い詰められる選手も少なくありませんでした。
現在は競技人口が減って
当時ほどの「1予選突破の壁」は高くなくなりました。
しかし、その変化のおかげで、私たち50代のダンサーも無理に燃え尽きることなく
プロとしてクラスをキープし、試合に出続けられるようになっています。
あの頃の厳しい時代を経験したからこそ
今の「長く踊り続けられる環境」を
とてもありがたく、恵まれていると感じています。
この年になっても現役でいられるこの幸せを噛み締めながら、
これからもプロ・ボールルームダンサーとしての誇りを持ち
一戦一戦を大切に踊っていきたいと思っています。





