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クヤダンスカレッジのブログ
交感神経と副交感神経について
2020年02月01日
昨日は呼吸について綴りました。

その際に自律神経について触れましたが

今日はそこのお話を掘り下げてみたいと思います。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

副交感神経は闘争神経とか逃避神経とかって呼ばれることもあるそうで

敵と戦ってる時に働いたり、強くストレスのかかった時に働く神経です。

副交感神経はリラックス神経と呼ばれることも有り体を休めてる時に働く神経です。



体の事で交感神経と副交感神経の事を比べてみると以下の表のようになります。





  心臓の拍動 骨格筋の血量 内臓の血量 手足の毛細血管
交感神経
副交感神経



試合などの前は

準備運動して心拍数や骨格筋の血量を増やすことが交感神経(闘争神経)優位になって良いことです。

リラックスしたいときは温かい飲み物を飲んで内臓を温めるのも効果的に思います。


私が身近で感じるのは

緊張すると手に汗握りますが

手先や足先は冷えてきます。

その昔スタンダードを習ってたコーチ―に

「試合前は手を温めておきなさい。」

と言って手をもんでいました。

これは交感神経優位で緊張しすぎてる時に

外的刺激によって副交感神経を優位にしてリラックスさせるのに

理にかなったことだったな・・・

と思いました。

先生はご自身の経験から感じていたんだと思いました。


皆様もほど良い緊張は良いのですが

極度の緊張を和らげるのに

手をもむなどして

手先や足先に血流を流すことは

リラックス効果があります。



それから

幼い子供は手や足が熱くなって

「あー。眠いんだな・・・」

と分かります。

逆に言うと寝かしたかったら

手足を温めます。

皆様も寝付けない時は温かい飲み物を飲んで

手足を温めてみるといいかもしれません。