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クヤダンスカレッジのブログ
習い事を通じてどんな経験をするのか これが大事と思いました
2023年11月20日
こんにちは

土曜日の午前中に息子のバレエの発表会のリハーサルがあって

昨日の日曜日はバレエの発表会の本番でした。

千代田区芸術の集いで日経ホールにて踊ってきました。

IMG_20231120_142741.jpg
リハーサルの日に控え室にて集合写真を撮りました。


息子はバレエを私にやらされてます。


自分ですすんでやらないので

なかなか上達しません。

昭和な私は「辞めないことが重要」と思ってたのですが

9月の終わり頃から水泳を始め

水に顔をつけるのが怖かったのが

先週にアームヘルパーやヘルパーつけずに

ビート板なくてもケノビができるようになりました。

毎週毎週できるようになるスピードがすごい。

やる気をもって取り組むと

早く上達するし

本人も楽しそうでいいなと痛感。

嫌でやってるバレエはもう辞めていいよって言おう・・・

そう思ってたんです。


息子も

「この発表会が終わったらバレエ辞める」

と言っていって

「いいよ。でも本番終わって反省点が出て、それが上達の元だから3年生に上がる直前に辞めたら?」

と言ってたんです。

それでも

「発表終わったらすぐ辞める・・・」

とかって3日前くらい言ってたのです。

ところが

日経ホールの舞台にてリハーサル終わった土曜日に

「明日本番終わったらトミカ4台買ってくれたら3年生になって半分くらいはやってもいい。」

と気持ちが変わったんです。

多分、うちの子は

舞台とか本番とか

嫌いじゃないんだと思うんです。

むしろ好きかも!?

バレエを踊ることは

嫌いじゃないけど好きでもない

バレエの時間のせいで学童で大好きなドッジボールができない

他に男の子いないからとか

辞めたい理由は他にあるんだな・・・

そう思いました。


本番終わって

ヨドバシカメラに行って

戦車のラジコンが欲しくなって

トミカ4台よりも予算が高いので

「こんなの買ったらバレエ小学生のうちは辞めれなくなっちゃうけどいいの?」

と言いましたら

「うん。」

との約束で戦車のラジコンを買いました。

物で釣る親

いいのか悪いのか・・・



親バカですが

うちの子の本番いい表情をしてたんです。

上手いわけでもなんでもなく

ほんとにバレエ経験者って言えるの!?っていうレベルの動きなんですが

表情が笑ってる訳ではないのですが

ムスッともしてなくて

自信に満ち溢れた表情で感心しました。

本番終わって息子に

「とってもいい表情だったよ。どんな気持ちで踊ったの?」

と聞きましたら

「無だよ。」

と小学生2年生らしからぬ返事が来ました。

「誰とも目を合わせないと大丈夫。笑うと無とは違くなるから笑わなかった。」

笑ってなくても自信に満ちたようないい表情でしたよ。


私はいまだに本番は緊張するので

曲に集中して

無になりたいと思ってもできた試しがありません。

試合中も勝ちたいみたいな欲が出るといい踊りができなくなるので

とにかく踊りに集中で

無で踊りたいと思うのですが

息子はプロの私が見習いたいような

意見を言ってました。


これって

誰も教えてないことだと思うんです。

習い事って親は

月謝払ってるのだから技術や技を習得してよっていう頭になるんですが

技術の習得や上達が少なくても

経験から何かを学ぶということが重要かと思いました。


一向に上手くならないバレエの月謝がもったいない(安くてもね)と思ってたのですが

息子が経験してどう思ったかとか

そういうことが糧になる

そう思ったら上手くならなくても辞めさせないでいよう・・・

そうも思いました。


大人の習い事と子供の習い事はちょっと違うと思うんです。

大人は自分で稼いだとか

旦那さんが稼いだお金を主婦としてやりくりしたり

大人の責任ある意識で習い事をするので


レッスンを受ける姿勢が違います。

それに自分が好きなことや

やりたい事を自発的に習うので

習う姿勢が子供とは違うと思うんです。


でも

子供と同じことが言えるのは経験を重ねると

心がより豊かになるというところだと思います。

習い事でうまくいくこともあれば

うまくいかない事もあったり

壁を感じたり

壁を乗り越えてさらに楽しくうまくなったり

色々な経験で感じていくこと

それは人生をより豊かにしてくれる事だと思います。


息子の習い事を通じて

自分自身の習い事(ダンス)の姿勢を見つめるきっかけになりました。