こんにちは

THE　DANCE　DAYという番組に

社交ダンスの大西兄弟が出るということで

録画して見ました。

大西兄弟は惜しくも2位でした。

社交ダンスをテレビを通して広めてくれて

いい踊りをしてくれて感謝ですね。


さてさて

どのダンスのジャンル問わず

息をのむようなすごいダンスをする方たちに体は

可動域が大きい柔らかい体で

力まずしなやかで

体幹がしっかりしててぶれない

これにつきますね。


ボーンダンスというダンスを披露してくださった方の

体の可動域は通常の人がどんなに頑張っても

あのダンスには行きつかない特殊技能と思って

度肝を抜かれて印象に残ったのですが

見ていくうちに

「これって体がすごいんだけど、でもダンス感が少ないな・・・」

みたいな思いが出てきたんです。

そしたら審査員の点数が私が思ったより低くて

「もうちょっと表現してほしかった」

というコメントがあって

「あーそういうことか・・・」

私もちょっと納得

ダンスは体の機能が素晴らしい　音楽性がいい　表現力

すべてそろって人をより感動させるんだな・・・

改めて思いました。


私の場合は

社交ダンスはついつい技術などを見がち

ですがほかのジャンルのダンスは技術がわからないからこそ

純粋に心に響く

そういう評価ができるんだな・・・

と思いました。



逆に言うと

ZHA　DANCE　DAYの審査員の皆さんは社交ダンスの大まかな知識はあると思うんですが

社交ダンスの細かな技術までは知らないと思うけど

技術うんぬんより

感動した！ということで

高評価だったんだと思います。


でも大西兄弟には確かな技術があったから

会場全体を感動させれたんだと思います。

技術はより良い表現するためには必要ですから。



組むのが社交ダンスの特徴ですが

組んで踊るということはリード＆フォローが重要ですが

リードには

１ウエイトチェンジ
２フィジカル
３シェイピング
４ビジュアル

という４種類ありまして

４番のビジュアルリードは

ホールドなしで踊ってるとき女子が男子のステップを見て合わせて踊ること

なので離れてても男女のタイミングやスペースや動作がリンクしてるという

そういうところも社交ダンスのリードです。

「社交ダンスの特徴の組むという動作を捨てた構成」

みたいなコメント（高評価に値するという意味でのコメントでした）

がありましたので

社交ダンスの先生としては

みんながイメージする社交ダンスよりも離れて踊るビジュアルリードが多い構成

と言い換えたい

そういう感じで社交ダンスに関しては

頭カチンコチンで見ちゃう自分がいましたね。


社交ダンス

離れてる時こそバラバラになりやすいので

そこが一体感あると

おー、さすが良いカップルだ！

と思うので

私は離れて踊るときこそ相手を見て感じて合わせて踊ってカップル間をより強固に見せてね

と指導します。


一人で踊るより

カップルやフォーメーションで踊るほうが

より難しいんじゃないかなとも思っています。


私は実は１人で踊るダンスがしたかった・・・

私が得意なのは個人競技でしたから。

けど勘違いして社交ダンスの道に入りました。

遠い記憶を思い出しました。


皆さんのダンスがすごくて見てて楽しかったです。